湖岸のサボテン1999年
69×92㎝ El arbol de pitahaya
島田正治 MasaharuShimada
1967年世界一周のスケッチ旅行に出た。その一番最初の訪問国がメキシコ、この国に一目惚れしてしまった。 そのときわたし三十五歳。以後、ほとんと毎年といってよいぐらいメキシコへ通う。一目惚れがやがて本惚れに。
1986年、五十五歳になり、もっともっとメキシコを知りたい、描きたい。半ば永住と決めてハリスコ州チャパラ湖畔、サンアントニオ村に二十一年住んだ。
制作は現場で墨をすり、紙を広げて直接描く。主に風景画。大作から小品まで。個展、主に日本、メキシコなど。無所属。墨画家・島田正治 86歳。