みなさま、いつもアルテシマダ/チャパラだよりをご覧頂き誠にありがとうございます。

2007年にメキシコチャパラを後にし帰国、日本での生活はもう
8年目となりました。父は小品をせっせと描き、気の向くまま文章を書いたりのんびり過ごしています。短編「墨と太陽」も今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。展覧会ご案内状ご希望の方はメールにてお申込み下さい。

 

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【墨と太陽】
「馬の目」

島田正治

奈良公園内に「食事処・馬の目」がある。ここは京都堀川高校の二年のときの同級生大和鈴鹿さん経営でこんど京都へきたら必ず寄ってね″といわれてきたのである。そして日帰りでここを訪ねた。

 風変わりなこの命名の馬の目は焼物の文様と知った。行くと、とにかく大小さまざまな焼物で埋まっていた。壺あり皿あり、あとは佐藤勝彦の書画がいっぱいあった。「佐藤勝彦作品館」でもあった。

 大和さんは旧姓四出井、戦後の少女時代を京都山科で過した。わたしがクラスで一緒だったのはわずか五カ月、在学中の記憶はない。大学は京都府立大学。

 私が個展を開いた十年前の京都文化博物館へは展覧会を見に来てくれたが、気おくれしてとうとう声をかけられず横顔だけ見て帰ってきたそうだ。内に秘めた情熱の持ち主といえる。以後、しげくはがきをくれて今もその交換はつづいている。(2015年11月)




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